2015年09月16日

大人の食育 ローカル市場

今は雨季。今年は雨が少ないのですが...
雨季と言えば、乾季に乾いた川や湖に水が戻り、水中遺跡やトンレサップ湖の水上生活を見学するのにいい時期です。

そしてこの時期、個人的におススメしたいのが、ローカル市場です。
市場なんていつ行っても同じでしょ? まぁそうなんですけど、ピョンピョン跳ねているあんな食材や、ニョロニョロしているこんな食材が大量に並んでいる様子は、雨季にしか見られません。

ということで、今日はローカル市場をご紹介したいと思います。
が、肉屋の横に美容室があったり、魚屋の向かいに服屋があったり、色々書き出すとキリがないので、
今日は「食」に絞ってご紹介します。
ですので、人によってはちょっと...な写真もあるかもしれませんが、これも大人の食育ということで。

さて、何からいきましょう...
市場です。活気があります。

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もやしとニラ、見慣れた食材ですね。写真には写っていませんが、豆腐なんかも売っています。

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イカにエビに魚、魚、魚。

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活きがいいので、よく通路に飛び出します。

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干物や調味料に漬け込んでいるものもあります。

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お次は肉へ。豚です。

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豪快な運び方です。
生きたままの豚をバイクで運んでいる様子も、よく見かけます。

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生きたままといえば、こちらも。鶏です。

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順番待ちが切ない...市場で屠殺されて羽根をむしられているのを見かけることもあります。

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これはウズラでしょうか。冷凍して運ばれてきたようですね。

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こちらは牛コーナー。

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一つ一つの部位が大きくてびっくりします。足や骨、内臓など、部位に分けて並べられています。

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これまた切ないのですが、前を通るとつい見てしまい、毎度「目」が合ってしまいます。

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市場の食材は、量り売りで販売されていて、欲しい分だけ買えるので、とても経済的です。
それから、魚の頭を落として内臓を除いてくださいとか、野菜をカットしてくださいとか、オーダーすれば大抵のことはやってくれます。

日本に住んでいるときは、パックの薄切り肉が便利で、よく使っていたのですが、こちらの肉は基本かたまりで売っています。薄切りにしてとお願いすれば、やってはくれるのですが、残念ながら日本で売られているような薄さにはなりません。
こちらに越して来た当初、冷凍庫で凍らせたものを半解凍にして切るなど、いかに薄く切るかに挑んでいましたが、それはそれで結構手間がかかるので、ある頃からかたまりを活かした料理を作ることにしました。

ということで、我が家の定番 塩豚です。かたまりの肉に塩をもみこんで、キッチンペーパーとラップで包んで数日冷蔵庫で寝かすだけ。
焼いてもいいし、茹でてもいいし、茹で汁はスープにもなり、とっても便利。使い勝手もいいうえに、保存もきくし、肉も柔らかくなって、いいです。

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随分話がそれてしまったので、元に戻って...ちょっと刺激的なものを。
犬好きの方、ごめんなさい。

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こんな風に市場で見かけることはあまりないのですが、犬肉料理店はけっこうあります。
Minkaの近くにもありますが、店先には大抵「スペシャルな肉売ってます」的な看板が出ています。

これ、何の卵かわかります? ワニですって。

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これ、何の卵かわかります? アリですって。

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ではいよいよ、ピョンピョンしたものや、ニョロニョロしたものへ。

カエルです。ちょっと田舎に行けば、カエルを取っている人達を見かけます。
雨が降った日の翌日は、市場にカエルが溢れていて、頭を落とされ皮を剥がされたカエルが通路に飛び出てくることも。

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カエルについては、前に少し書いたことがあるので、興味のある方はこちらを。
種類の違うカエルが何種か売られていますが、どれもわりといいお値段です。
→ 過去記事:カエルの季節がやってきた
http://blog.minka-siemreap.com/article/398777401.html

ヘビです。香ばしく焼いたり揚げたりすると美味しいです。スープにして食べたりもします。

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虫です。虫についても以前少し触れたことがあるのですが、この時期、ほんのちょっと田舎へ行くと、虫を取る装置があちらこちらに置かれています。
→ 過去記事:昆虫食のすゝめ コオロギ
http://blog.minka-siemreap.com/article/401826589.html

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バッタっぽいものから芋虫っぽいものまで、いろんなものが売られているのですが、テレビでもときどき取り上げられるのがコチラ。タランチュラ。

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たまに市場でも見かけるのですが、残念ながら市場で撮った写真がなく、こちらの写真はシェムリアップからプノンペンへ向かうバスが、途中休憩のために停まった停留所で撮ったものです。車内でのお八つに買っている人がいました。姪っ子も大好きなお八つ?です。

お八つといえば、カンボジアスイーツ。市場にも沢山のスイーツが売られています。
カンボジアのスイーツは甘い! でも、どこか懐かしい味がして、日本人の口に合うんじゃないかと思います。
その場で食べてもいいし、持ち帰ることもできます。もちろん汁物もビニール袋に。

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こちら↑ のお店で売られていたスイーツの一つ。
ココナッツミルクに生姜、ゴマが良く合います。豆の餡が入った白玉も、もちもちして美味。

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こちらは、豆腐です。キメの細かい柔らかいアツアツ豆腐に、生姜のシロップがたっぷり入って、娘もお気に入りのスイーツです。
豆腐やシロップなどを担いで売り歩いています。近くの市場によく売りに来ているおじさんがいるのですが、見かけたら必ず買います!
売っているのはベトナム系の人が多いらしく、これはカンボジアスイーツなのか? という疑問はありますが、見かけたらぜひお試しください。

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揚げバナナや、揚げパンのようなお菓子もありますよ。

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お腹がすいたら、食事ができるところもあります。

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これは軽食なのか、スイーツなのか...たこ焼きにそっくりです。(たこは入っていません。)
大きさは、我が家のたこ焼器よりも一回りも二回りも大きく、食感はもちもちしています。お米でできているようですね。ほんのり甘く、ほんのり酸っぱいタレに絡めていただきます。

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そういえば、フルーツの写真がないですね...

調子に乗って書いていたら、かなり長くなってしまいました。ここまで読んでくださった方がいるか心配になってきたので、この辺りでそろそろ〆に。

シェムリアップで市場といえば、ガイドブックにも必ず掲載されるオールドマーケットが有名ですが、今日ご紹介した写真は、市内で一番大きい プサー・ルーと、私が普段よく利用する プサー・クラオムで撮ったものです。
いずれも観光客は少なめで、ローカルな雰囲気たっぷり。お惣菜やスイーツをつまみ食いしながら、ぜひ散策してみてください!

市場は、朝のほうが活気があって楽しいです。市場へ行かれる方は、午前中の早い時間にお出かけください。あと、足元が悪いので、洗いやすく、汚れても良い靴やズボンでお出掛けください。野菜に水をかけるので、乾季にも通路が濡れていることがあります。
私は歩くのが下手なのか、いつも太もも辺りにまで泥はねしています。どなたか、上手に歩くコツをご存じでしたら教えてください。

そうそう、Minkaから歩いていけるところに新しい市場ができました。プサー・チャイかな?
まだ入っているお店が少ないのですが、食事ができるお店が何軒かオープンしています。これからが楽しみと言いたいところなのですが、お店がなかなか埋まらず、お客も集まらず、せっかくお店を始めたのに、もはやクローズしたところがあるようで、、、(泣

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ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。最後に...
私たちが生きるために頂いている命や、日々それらに向き合って仕事をしてくださっている方がいることを、忘れないようにしたいと思います。


 
posted by minka at 18:35 | Comment(0) | 見る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月09日

アンコール キョンギュウ

今日は、地元民の夜の遊び場、そして子どものパラダイスでもある、キョンギュウをご紹介します。

と、その前に。冒頭からなんですが、お伝えしておきたいことがあります。それは、ここにある遊園地で起きた事件のことです。
数年前、この遊園地のコースターが脱線し、日本人の若い女性がお亡くなりになりました。遊具の老朽化や整備不良など、日本では考えられないような杜撰な管理だったのだと思います。

でもこれは、この遊園地に限ったことではないと思っています。
カンボジアのゆるゆるしたところは大好きですが、そうであって欲しくないところまで緩いこともあり、ときどき驚くことがあります。

旅に出ると、つい気が緩みがちになりますが、安全に対する考え方が日本とは違うということを、心に留めておかなければなりません。
と、緩みがちな自分に常々言い聞かせているのですが、皆さんもどうぞ安全で楽しい旅を。

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さて、韓国の支援によりきれいに整備された道に、夕方からゴソゴソと人が集まってきます。遊園地と沢山の屋台が並ぶこのエリアはキョンギュウと呼ばれ、特に週末は、友人同士、家族連れ、カップルなどなど
沢山の人で賑わっています。
本来店を出してはいけないこのエリアでは、夕方になると屋台の準備が始まり、閉店すると店ごと撤収。そう、夜だけの魅惑のパラダイスなのでございます
では、ローカル色満載なキョンギュウの様子をご覧ください。

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先ずは遊園地から。子どもに人気のふわふわ遊具。有名なキャラクターの偽物が沢山くっついています。
大人気のこの遊具、ふわふわしているからと言って安心してはいけません。人数制限なし、20分の時間制限はあるものの誰もカウントしていないので、混みあって他の子とぶつかることも。遊具の中で鼻血を出して泣いている子がいました。

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遊具の横にまわると、ゴムで応急処置?? こういう仕様?? 大丈夫でしょうか。

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こちらは、ちょっと小さめのふわふわ遊具。

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ほら、言わんこっちゃない...遊んでる途中にこんなことに

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子どもはピョンピョン跳ねるのが好きですね。ただ跳ねるだけのこんな遊具もあります。
この遊具、歌手の野外コンサートなんかでも見かけます。

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お次はカート。

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こんな遊園地らしい乗り物もあります。アヒルちゃんにミツバチ? どうも顏が苦手です。

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レトロ感溢れるこんな乗り物や、壊れているのか、そうじゃないのか、分からない乗り物まで。

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当て物もあります。

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写真を撮り忘れましたが、キラキラ光る小さい観覧車もあります。が、あまりに高速回転なので、絶対乗せません

辺りが暗くなってくると、遊園地の光りにすごい数の虫が集まってきます。この辺りはもともと虫の多いところでもあるようです。

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そして今は雨季、夫が掴んでいる「雨のリーダー」と呼ばれるこちらの虫が、それこそ雨のように降ってきて、顏や体に当たったりとまったり...超不快です

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周りにいた人が「ここのかき氷は美味しいよ」って言っていた店です。空から降ってくる虫の襲撃に遭い、何度か電気を消していましたが、残念ながらショーケースの中のボウルにまで侵入されており、味見はまた次回に。

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ちょうどお腹もすいてきたので、つまみ食い開始。
卵がのった焼うどんっぽいこちらの麺は、甘いソースをかけていただきます。

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焼き鳥いっぱい。ズリの串が美味。ウズラも売っています。もちろん頭もついたまま。

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魚や虫、孵化しかけのアヒルの卵なんかも売っています。鍋の店も沢山並んでいます。
椅子や机が並べてある店、道の脇にゴザを用意してある店もあります。

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そしてこちらが牛肉ロード(勝手に命名)。牛炭火焼きの店が並びます。

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道脇にある異常に天井の低いシートには、やけにムーディーなライトが置かれています。カップルシートなんでしょうか?

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服や人形、おもちゃ、日用品など、とにかく色んな物が売られています。

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さて、観光客だらけの繁華街とはまた違ったシェムリアップ、いかがでしたでしょうか? ローカルな雰囲気を味わいたい方は、足を運んでみてください。

※ この辺りにはトイレがありません。遊園地にあることはあるのですが、いかにもカンボジアっぽいトイレなので、苦手な方はご注意ください。


 
posted by minka at 19:06 | Comment(0) | 楽しむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月25日

バンテアイ・チュマールへ

先月の話になりますが、クメール正月に、地元の友人と一緒に、遠方にある遺跡 バンテアイ・チュマールへ遊びに行ったので、今日はそのことを書きたいと思います。

バンテアイ・チュマールは、シェムリアップから約150kmのところにある寺院で、タイから陸路でカンボジアへ来る人にはお馴染みの国境の町「ポイペト」がある州にあります。

建立したのはジャヤヴァルマン7世。亡くなった息子を弔うために建てられたものと言われています。ジャヤヴァルマン7世といえば、バイヨンやタ・プロームなどを建てた人でもあり、バンテアイ・チュマールにも、そのバイヨンと同じような装飾や建築が見られます。

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回廊のレリーフには、チャンパ軍との戦闘の様子なども細かく描かれていて、あぁ歴史をもっと勉強しておけばよかったと、毎度反省するわけでございます。

まだまだ観光客も少なめで、自然を満喫しながら、ゆったりと見学できる遺跡です...普段は。しかし、この日はクメール正月。普段のこの場所からは想像もできないほどの人だかりです。

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では、素晴らしいレリーフと、地元から集まった絶好調なカンボジア人をお楽しみください。

見てください、駐車場に並んだバイクの数!

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外国人観光客は普段入場チケットが必要です。が、この日は呼び止められることもなく、お正月だからサービスしてくれたのか? いやたぶん、カンボジア人と思われたのでしょう。

屋台も並んでいます。

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お花見ではありません。

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フィールド・アスレチックでもありません。

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お喋りしながら、食べて飲んで、みんな本当に楽しそう。でも、ゴミのポイ捨てはやめましょう。

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水上ですね。トンレサップ湖での戦闘シーンでしょうか。魚にカニにワニ?もいますね。

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バンテアイ・チュマールといえばコレ。千手観音のレリーフです。西塔門近くに2つ残っていますが、このような観世音菩薩のレリーフはとても珍しいものだそうです。

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遺跡に響く爆音。そして、発電機の向こうに人だかり。何だと思います?

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近づいてみると、柵の中には捕えられた人々!...なんと、踊っています。
こんなにギュウギュウ詰めで、楽しいんでしょうか

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さすがクメール正月。いやぁ、本当に凄い人でした。アンコールワット周辺はもちろん、郊外・遠方の遺跡もカンボジア人でいっぱい。普段は絶対見られない光景です。

ちなみに、去年のお正月はプレアヴィヒアへ行きました。そのときの様子はこちら
世界遺産 プレアヴィヒアへ

さてさて、来年のクメール正月はどこへ行きましょう? よかったら一緒に行きませんか?


 
posted by minka at 17:57 | Comment(0) | 見る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする